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雍正琺瑯彩紅梅白地茶碗 お問い合わせ:fukuendo@kanailtd.com
 
サイズ&状態 口径14.8㎝ 高さ6.5㎝。年代感のよい完全品です。
落款:高台裏に
倣宋体楷書印章式藍料款「雍正年製」(御窯琺瑯彩器落款様式)、
本体壁に紅彩詩文「月幌踈影、墨池聞暗香」と印章式紅料款「佳麗」、「寿古」、「香清」。
付属品:唐木台座、桐箱。

説明:
2015年イギリス蔵出品でクリスティオークションに出品された”雍正御窯の琺瑯彩褐墨彩梅竹図案茶碗”は中国古陶磁史上4番目の高さで落札されたことで一躍超有名になったですが、同種の茶碗は台湾の故宮博物院にも一点があります。(下方の参考写真へご参照)

上記参考品は蒼勁有力な梅枝を着力した墨彩梅竹図案は文人画に由来する図案で、雍正皇帝の書斎用品として作られたものだと思いますが、対照的に本品は西洋紅梅竹図のデザインは梅花を着力して描き、梅枝が優雅に描く南画風にアレンジし、帝后の用品としてのイメージが強い、もともと御窯彩器はペアで作る慣例があるから説明できます。

本品の絵付けは琺瑯彩西洋紅一色を使って、宮廷画院の絵師が手絵した透明感のある梅の花弁と挺抜な笹の葉は感動を呼ぶ、幹木の紋理の細部まで精緻で一気呵成な描き技量は紙上の絵を超越していると思う。

清中期文献《南窯筆記》のより:“今之洋色則有胭脂紅、羌水紅,皆用赤金与水晶料配成,価甚貴。”
訳:今の洋彩の中に(月因)脂紅、羌水紅ものがあります、”洋彩顔料”が純金と水晶と配合して作るから、とっても貴重なお品です。


以下参考品参考価格:
(価格参考品)
(比較図)
台北故宮博物院蔵
雍正琺瑯彩墨梅白地茶鐘  帝王
福縁堂蔵
雍正琺瑯彩紅梅白地茶碗 帝後
 
追加資料:同品の故宮博物院記載文: 
 左記故宮典蔵説明文和訳:
”器の形は前と同じ。器の内部は素白釉模様なし、外壁一面に赭墨色の梅と笹の図、梅は主柄で笹は副柄、一面に墨書きの五言詩「月幌踈影、墨池聞暗香」とあり、詩文の初めと終わりに、紅色「先春」、「寿古」、「香清」三つの印章式があります。底部に藍色書「雍正年製」二行四字で倣宋体楷書落款あります。(落款)の外に粗細2重枠が描いている。
本品の描きは極め細かい、形状は古典制度に合致している。(故宮博物)院蔵品の「列」字号の分類に属している。また《琺瑯、玻璃、宜興、磁胎陳列档案》に記載している”一対(ペア)”ものと同様なものであると思われますが、記載上の名前は”磁胎書琺瑯墨梅白地茶鐘”である。


注:墨彩梅竹柄は”梅竹先春”の意味を取り、「先春」の吟印を始まり、「寿古」は縁起よい琺瑯絵用吟印で、「香清」は茶器の意味がする。
比べてみますと、福縁堂蔵品の紅梅柄の場合は、赤い梅色が注目され、「佳麗」の吟印は後宮(大奥)を意味する。