白磁盤口小壷(傳世品)
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時代 明中期 漳州窯
銘款
サイズ 高さ(台込み)12.8cm 
本体高さ11cm、最大胴径約6cm、
高台径:4cm。

このような白磁器は、台湾故宮博物館の場合は”明・定窯写し”と表記しています。民間の場合はほとんど明徳化窯としています。
2008年、福建省章州窯跡の発掘で証明されたのは、明末期にて、輸出呉須赤絵器生産で有名な章州窯は明中期に於いて、宋白磁の写しを作っていましたと言うところです。

ご存知の通り、中国で本当の意味上の白い白磁が出来たのは、明後期の初めの万暦年に景徳鎮に於いて製作に成功した時ですが、その前に、景徳鎮の白磁は青い色調が強い、水土の関係で、宋白磁ほどの黄色気味の白さもできないわけです。だから、明の徳化や、あるいは明徳化よりも前の章州窯の白磁は乾隆帝が収蔵するほどの珍奇品であります。<BR><BR>

今世紀40年代、中華民国政府は台湾へ遷移の時、北京の故宮博物館の遺品を運ぶ時、皇室の書斎にある大きな引き出しから、玩具のような小さい陶磁器を百点以上見つけました。なかには、”明・定窯写し(今は明中期章州窯と分かりました。)”が数点入ってます。伝えでは乾隆帝の愛玩品でした。(写真は最後に添付しております。)

この作品の形は、北宋定窯に良く見られる盤口壷を小さくしたものです。地は堅実で、白化粧した後、定窯流の軽く黄色味の透明釉薬を掛けました。象牙白とも呼ばれる白色です。成型や高台工芸、釉薬の具合などを見ると明万歴よりすこし早い時期の作品です。