錦地琺瑯彩折枝文瓶
D144 お問合せ
時代 清乾隆年 景徳鎮窯
銘款 底部金地赤絵銘
「大清乾隆年製」
サイズ 高さ24cm 胴径12.8cm

錦地粉彩と琺瑯彩上絵ともに取り入れた作品です。清の乾隆年後期の作品は一番評価が高いです。清嘉慶年以降は琺瑯彩製品は陶芸史から消えました。遺品はそれほど多くはありません。この作品をご覧の通り、景徳鎮の薄手磁胎に”錦地”と呼ばれる彩地に針で複雑な地紋を削り出し一度焼いてから透明質な琺瑯彩を上絵して再度焼きます。すこしも手抜きは見つかりません。

色の過渡まで繊細に表現した、エメラル色と明るい粉彩が競艶する絶品です。装飾部は鮮やかな七宝顔料が一層豪華さを感じます。上下縁部、銘部には金彩装飾。これほど明るい、繊細な作りは当時の銅胎七宝にも見られない上品さがあります。当時皇室専用や外国首脳への国礼用の磁器になります。